TikTok広告の種類・料金・出稿方法を徹底解説!活用方法や事例も紹介

「TikTokって最近人気だけど広告は出せるの?」
「TikTok広告の費用はどれくらいだろう」

TikTok広告について費用感やどんな種類があるのかお調べですね。

TikTok広告は3種類あり、それぞれで費用や対象も変わってくるので、ターゲットにあった広告を出稿しないと満足のいく成果を出せなくなってしまいます。

この記事では、TikTok広告の種類やメリット・デメリット、成功事例や入稿方法、他の媒体とどう違うのかについて詳しく解説します。

この記事を読めば、話題のTikTok広告を使って集客することができますよ!

1.TikTokとは

TikTokとは、BGMを流しながら15秒のショートムービーを投稿する動画プラットフォームです。

ダウンロード数は国内で1,000万DL以上で、2020年段階では教育系コンテンツが充実してきたことで、若年層だけでなく、20代や30代以上のユーザーも増えてきています。

TikTokの強みはAIによる動画のレコメンド技術言われていて、YouTubeなどと違い、TikTokがおすすめの動画を勝手に再生してくれるので、見たい動画を検索で探さなくても面白い、興味のある動画を見ることができます。

平均視聴時間は1日で40分以上と言われており、レコメンド技術が高いことが理解できます。

実際に、TikTokを運営する中国企業のバイトダンスは、世界最大のデカコーン(時価総額1兆円以上のユニコーン企業のこと)で、時価総額は未上場で約7.5兆円で、レコメンドの人工知能技術はGAFAをも凌ぐと言われています。

TikTokの詳しい使い方や他のSNSとの違い、人気のあるTikTokerについてはこちらの記事で詳しく紹介しているので参考にしてください!

MAU1000万人!TikTokの歴史・特徴・使い方から広告まで徹底解説!

※以下で紹介する広告費用についてはTikTokの公式に正確な費用をお問い合わせいただくことをおすすめします。また、通常制作会社を経由するため、プラスした費用が発生します。

2.TikTok広告3種類とメリット・デメリット

TikTokの広告の種類は3つあります。

  1. 起動動画広告
  2. インフィード広告
  3. ハッシュタグチャレンジ

それぞれ説明します。

(1)起動画面広告

起動画面広告は、TikTokのアプリ起動時に出てくる動画で、3~5秒ほど必ず表示されます。

起動時に自然と出てくるので、幅広いユーザーへのリーチが可能です。

動画自体はスキップすることも可能なので、ユーザーからの「邪魔だな」というネガティブな評価につながることはそこまでないでしょう。

費用:500万円(1日1社限定)

保証:インプレッション650万回保証 CPM 700円

(2)インフィード広告

インフィード広告は、動画と動画の間に出てくる動画です。

こちらも視聴せずスキップすることが可能です。

TikTokの動画広告は、YouTubeのように動画を阻害するような内容となっていないので、広告が他の動画と同じようにユーザーが閲覧するところに特徴があります。

種類特徴費用保証
Brand Premium企業orタレントの投稿に広告機能を付与420,000円~imp 600,000〜|CPM 700円
OneDayMaxフィードの4番目に必ず広告出稿( 1日のみ)3,000,000円imp 3,500,000|CPM 880円
Hashtag Infeedハッシュタグ付の広告出稿でバズを創㐀5,000,000円imp 6,458,000|CPM 700円

(3)ハッシュタグチャレンジ

ハッシュタグチャレンジは、動画にハッシュタグをつけて投稿してもらうユーザー参加型広告です。

これはTikTok独自の動画広告で、ユーザーに参加してもらうことができるので、幅広い拡散が可能です。

成功例で詳しく解説します。

費用:10,000,000円~

3.TikTok広告の成功事例

ここでは、TikTok広告を実際に出稿して成果が出た事例を紹介します。

どのような広告がTikTokと相性がいいのか、成功するためのポイントを解説します。

(1)ドミノピザ

ドミノピザは新商品の「ニューヨーカー 1キロ ウルトラチーズ」をTikTok広告を使ったマーケティングを行い、完全視聴率は目標に対して236%を達成、エンゲージメント率は目標に対して489%を達成しました。

今回はTikTokクリエイターのミスターヤバタンさんを起用し、60秒の動画を彼のアカウントで公開してもらうのと、インフィード広告の掛け合わせで広告を行いました。

通常は15秒である動画の尺にも関わらず、60秒の動画で完全視聴率が上記のように高くなり、広告というよりTikTok内の1コンテンツとして楽しまれるものとなりました。

動画を見る前と後での評価を行うブランドリフトでは認知率が160%となりました。

ブランドリフトや基本的な動画広告について知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

【動画広告】インストリーム広告とは?動画広告で重要なKPIも解説

ー広告成功のポイント

今回のドミノピザの事例の成功ポイントは以下です。

タイトル
  • インフルエンサーの個性を活かす広告
  • インフルエンサー(クリエイター)の適切な採用
  • 動画で広告する理由が明確
  • 商品とTikTokとの相性が良い

まず、インフルエンサーを起用したマーケティングでは、彼らの個性を生かしたコンテンツにする必要がありますが、企業のレギュレーションなどではときに彼らの個性を潰す指示を与えてしまいがちです。

その点、今回の事例では伝えてほしいポイントを2点伝えるだけであとはクリエイターに任せることで彼ららしいコンテンツにする事ができました。

クリエイターがプロモーターとして適切かどうかも重要です。

今回はノルウェー人のクリエイターを採用することでドミノピザらしさを演出する事ができました。

また、動画で広告する理由が明確かどうかも重要で、「とりあえず動画広告を出したい」というのではなく、動画でしか伝えられないから動画広告を選ぶというのが重要です。

その中でも、YouTubeやインスラグラムなどではなく、なぜTikTokに出稿するのが最適かも合わせて考えるのが重要です。

4.TikTok広告出稿方法

TikTokで広告を出稿するには、アカウント作成をまず行い、次にクリエイティブ(動画)を作成し、出稿という手順で行います。

これらの手順はGoogle広告と同じような感じでできるので、正直凝ったものでなくて良いなら自社で出稿が可能です。

ただし、運営会社のバイトダンス社は、クリエイターを独自で囲っているので、最適なクリエイターとのタイアップができたり、狙い通りの効果を出すように広告作成をしてくれます。

その他広告代理店でも自社でやるよりノウハウがあるので、必ず成果を出したいという場合には少々割高でも運営会社のバイトダンスに依頼するか広告代理店に依頼をする方がいいでしょう。

ここでは自社で広告を出向してみたい方向けにアカウント作成から入稿について解説します。

(1)アカウント作成

TikTokで広告を出稿するには、TikTokAdsの広告アカウントを作成する必要があります。

上記の画像の項目を入力し、アカウントを作成しましょう。

(2)出稿

TikTokの広告出稿はGoogle広告と同じように、3つのツリー構造になっています。

一番上にキャンペーン、その下に広告グループ、その下に各広告となっています。

キャンペーンは商品サービスごとなど大きなくくりで作成し、グループは期間や特定の商品・プロモーションで作成し、その下に様々なパターンの広告クリエイティブを作成し、期間ごとなどでリアクションを確認します。

ーキャンペーン

キャンペーンでは、アプリのダウンロードかLP(ランディングページ)へのCVの2つの目標から選べます。

目標を決めたらキャンペーン予算を決定します。

予算は1日予算、常時予算、制限なしから選ぶことができます。

ー広告グループ

広告グループでは、具体的にどういったターゲットに広告を配信し、どういう目標を達成するかを設定していきます。

広告グループを分けることによって、ターゲットごとに広告の配信の量を調整したり、停止したりすることが可能になります。

具体的には、以下の項目を設定します。

広告グループ設定項目
  1. プレースメント
  2. キャンペーンオブジェクト
  3. ターゲットオーディエンス
  4. 広告グループのキャンペーン予算とスケジュール
  5. 最適化目標と入札単価

プレースメントは、広告をどこに配置するか、インフィードなのか起動なのかを設定できますが、基本的には自動(TikTokに任せる)でOKです。

また、ブロックリスト(パングル)も作成でき、ブランド保護に役立ちますが、初期段階では気にしなくて良いでしょう。

キャンペーンオブジェクトでは、広告のプロフィールアイコンや、ユーザーからのコメント許可、タグ(キーワード)の設定を行います。

ターゲティングに関しては、TikTokの一番の強みとも言える詳細な設定が可能です(年齢、居住地、OSなど)。

予算とスケジュールは、期間を定め、予算を設定します(現状5,000円/日以上が必要)。時間帯は30分から終日で選ぶことが可能です。

最終目標と入札単価については、以下の表のように請求がなされるので、予算や目的に応じた請求タイプを選択するようにしてください。

TikTokでは予算の消化について最適化や加速などの概念がありますが、予算がある程度ある場合以外はできるだけ少額から試してみるのをおすすめします。

最終目標請求
リーチCPM:1000回ごと(現状TikTokではナシ)
クリックCPC:クリック単価(入札で決定)
コンバージョンoCPC:最適化クリック単価(CPCで請求されるがよりコンバージョンに近いものに配信される)

5.TikTok広告とYouTube広告の比較

TikTok広告について広告の種類や出稿方法を紹介してきました。

ここでは、同じ動画広告でもYouTube広告とはどう違うのか、どういう場合にTikTok広告/YouTube広告を出稿するべきかについて紹介します。

(1)TikTok広告とYouTube広告の種類

TikTokとYouTubeの広告の種類はそれぞれ下記のようになっています。

TikTokYouTube
  • 起動動画広告
  • インフィード広告
  • ハッシュタグチャレンジ
  • インストリーム広告
  • ディスカバリー広告
  • バンパー広告
  • アウトストリーム広告

TikTokはYouTubeの後発ということも有り、YouTubeとは違う切り口の視聴者に広告と感じさせない広告がラインナップとして挙げられています。

一方のYouTubeは、テレビCMの代替としてはじまっているため、CM同様に視聴の妨げとなりやすいものとなっていますが、一つの動画に対する広告の当て方の種類が豊富になっています。

上記の特徴を踏まえて考えると、

  • TikTokはブランド認知向けの動画またはターゲットを明確にしたい場合におすすめ
  • YouTubeは商品認知を行いたい、少額で動画広告を行いたい人におすすめ

TikTokはターゲティングを細かく行える(レコメンド精度が高い)ので、〇〇県の高校生にターゲットを絞って広告を配信したいなどの場合に有効です。ただし、TikTok広告は広告として感じさせないとはいうものの、クオリティが低ければ否応なくスキップされたり、出稿コストが高いのでその点注意する必要があります。

YouTubeは、世界最大の動画プラットフォームであり、視聴者層や人数もかなりいるので、マスマーケティングとして商品認知を行いたい場合に有効です。出稿コストもTikTokよりも気軽に行えるので、動画広告を試してみたいというのであればYouTubeから取り掛かるのがおすすめです。

6.広告出稿以外のTikTokの活用方法

TikTok広告についてここまで紹介してきましたが、TikTok広告はまだGoogleのリスティング広告などほど入稿へのハードルが低いわけでもなく、予算もある程度必要です。

ここでは、広告を出稿せずにTikTokから集客を行う方法について紹介します。

(1)ロケーションを使う

TikTokはユーザーの現在地情報に基づき動画をレコメンドしています。

中国版のTikTokであるdouyinには、地域を選んでおすすめ動画を見ることができる機能があります。

この流れを考えると、日本版でも位置情報に基づくレコメンドはますますこれから増えると考えられます。

位置情報による動画のレコメンドは現在でもあるので、地域のユーザーに向けた動画配信を行い、キャンペーン情報等をコメント欄やプロフィールに入れることで集客ができます。

(2)限定キャンペーンを行う

TikTokは、一般ユーザーであってもおすすめ表示に乗ることができるので、一般ユーザーでも高い拡散力があるのが特徴です。

この特徴と絡めて行いたいのが、ユーザー投稿型の限定キャンペーンです。

例えば、タピオカ屋店を経営している場合、「TikTokであなたのおすすめの注文方法をシェアしよう」などのメッセージを来店客に伝えることで、ユーザーがおすすめのタピオカの飲み方をシェアし、それが多くの人に見てもらえて来店を促すことができます。

中国では、梅のお菓子を販売しているお店がこのような企画を行い、投稿者に割引をしたところ、投稿が増え、期間中の売上が30%アップしました。

TikTokの口コミ効果を狙ってキャンペーンを行いましょう。

(3)バズりを誘発する

TikTokの投稿を始めるなら、バズる投稿を心がけましょう。

動画マーケティングにおいて、バズリは必ずしも正解ではなく、目的によってバズりは不要です。

しかし、街のお店や中小企業はブランディングをそこまで重視する必要はなく、とにかくユーザー認知を獲得する必要があります。

ユーザーにシェアされやすいようなパンチの効いた企画を考え、投稿しましょう。

投稿の際には、同ジャンルでまだ行われていないものや、流行っているものに便乗する企画がとっつきやすいのでおすすめです。

7.まとめ

この記事では、TikTok広告の種類やメリット・デメリット、成功事例や入稿方法、他の媒体とどう違うのか、広告以外での活用方法について説明しました。

TikTok広告は現在は他のGoogle広告などと同じような出稿方法が取られているものの、まだ新しい媒体でありわかりにくい点もあります。

細かいターゲティングができる点や、ショートムービーならではの広告クリエイティブなどは最初はわかりづらく感じますが、今こそTikTok広告を使えば競合の少ないプラットフォームでの露出を増やすチャンスとも言えます。

ぜひ理解して自社商品・サービスのマーケティングに活用してください。

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