Vimeoとは高品質動画が視聴・販売できるサービス!特徴とプランを徹底解説

「Vimeoって動画が見られるの?」
「VimeoはYouTubeと何が違うの?」
「Vimeoで動画が販売できるって聞いたけどどうすればいいんだろう」

Vimeoについてこのようにお悩みの方は多いです。

Vimeoは動画販売ができるので、クリエイターはうまく使えばYouTubeより収益を上げる事もできるのです!

この記事では、Vimeoとはそもそもどういうものか、Vimeoの特徴5つと、Vimeoの料金プランについて説明します。

この記事を読めば、Vimeoを使って動画マーケティングをしたり、商品・サービスを販売することが可能になりますよ。

YouTubeについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

YouTube収益化条件とは?広告4種類と動画投稿までの流れ徹底解説

1.Vimeoとは高品質動画配信サイト


【引用:https://vimeo.com/jp/

vimeoは、高品質の動画が集まるサイトで、YouTubeとよく比較されます。

特徴を上げると大きく5つあります。

  • クリエイターが作った高品質な動画が多い
  • オフライン再生できる
  • 広告が無い
  • 共同編集できる
  • 公開設定が詳細にできる

それぞれ説明します。

(1)クリエイターが作った高品質な動画が多い

The North Face Presents: Defiance from The North Face on Vimeo.

Vimeoの特徴は、動画が高品質でクリエティブな作品が多いことです。

上の動画はアパレルブランドのThe North Faceの動画ですが、YouTubeにある動画などと違ってプロが撮影したものなので、画質もよく、ドローンを使っていたり、本格派なものとなっています。

ーカテゴリで見たい動画を選択できる

Vimeoは以下のようにカテゴリが設定されているので、見たい動画を選択できます。

コメディやトークなどのカテゴリもありますが、多くの視聴者はどちらかというと自分の作品に活かせるようなクリエイティブイメージを探す用途で使っている事が多いです。

【引用:https://vimeo.com/jp/

(2)オフライン再生できる

Vimeoは、YouTubeとは違い動画のダウンロードができます。

ダウンロードした動画は通信環境下でなくても再生できるので、移動中などでも通信量を気にせず動画を楽しめます。

ーライブ配信もできる

Vimeoでは、ライブ配信が可能です。

ライブ配信は現在ではさまざまな配信サービスがありますが、Vimeoでは以下の機能を提供しているので、よりビジネスに適した配信ができます。

Vimeoライブ配信の機能
  1. live Q&A
  2. live アンケート
  3. 視聴者チャット
  4. Eメールキャプチャー
  5. カスタムCTA機能

アンケートやQ&Aを使うことで、視聴者からの質問や意見を取り入れることができたり、Eメールキャプチャーを使えば動画にメールアドレスが設定され、リストを獲得できたり、カスタムCTAで商材に誘導する事ができます。

もちろん、動画は撮影後4Kで保存されるので、再度編集してアップすることも可能です。

(3)広告が無い

Vimeoでは、YouTubeと違い広告は表示されません。

Vimeoでは、視聴(無料プラン有り)にも投稿にもお金がかかり、そこでマネタイズしているため、広告などが表示されないようになっているのです。

料金体型については後述します。

(4)共同編集できる

【引用:https://vimeo.com/jp/

Vimeoでは、撮影した動画を共同編集する事ができます。

動画内での修正点をピンポイントで指摘したり、コメントをつけたりすることができるので、共同編集をファイルを送り合って行っているという方におすすめです。

動画のアップロードは、Adobe PremierPro、Final cut Pro、Gdrive、Dropbox、Slackなどから簡単にあげられます。

(5)公開設定が詳細にできる

Vimeoでは、公開の設定が詳細にできます。

YouTubeでは、公開設定は公開か限定公開か非公開ですが、VimeoならSNSだけに公開したり、メールに添付したのだけで再生できたりします。

商材動画などは公開設定を気をつけないと購入者以外も見れてしまったりといったことになりかねませんが、Vimeoなら公開設定を詳細にできます。

また、Vimeoなら、SNS上に公開した動画をTwitterやFacebookなどの閲覧データをまとめて分析できるので、マーケティングとして分析する場合などに使いやすくなっています。

Vimeoを使ってみる

2.vimeoの料金体系と収益

【引用:https://vimeo.com/jp/

Vimeoでは、無料プランのVimeo Basicの他に上記の4つのプランを選ぶことができます。

無料プラン以外はすべて有料ですが、広告が入らない点や、ビジネスユースとして考えた場合には、月額料金を払っても使うことがおすすめです。

それぞれのプランでどのような方がおすすめか紹介します。

(1)Plusは高品質動画を視聴したい人におすすめ

VimeoのPlusプランは、高品質な動画を視聴目的で利用したい人におすすめです。

Plusでは、アカウントが1人だけに発行されるので、アカウントの共有などができず、動画を掲載したことによる収益化もできません。

ただし、Vimeoにしかない高品質な動画を見たい場合、特定ジャンルでVimeoにしか動画がないようなものを視聴したい場合には、YouTubeとちがい、広告も表示されないのでストレスがなく、月額700円でも十分に楽しめるでしょう。

注意点として、Vimeoには週あたりのアップロード制限があり、Plusの場合には、5GBとしかアップロードできません。

ただし、1時間の動画で大体1GBなので、そんなに投稿をしないのであれば十分な容量です。

なお、再生スピードコントロールはPro以降でのみ可能なので、動画再生スピードをコントロールしたい場合や、家族などでアカウントシェアしたい場合は、Proの利用がおすすめです。

Plusの基本情報
料金月額700円
アカウント数1人まで
動画容量5GB/週
分析できる項目分析ダッシュボード
ソーシャル統計(再生数、いいね数、共有数など)
カスタムレポート
ライブストリーミング含まれていない
共同作業動画ファイル 転送
配信SNS共有など基本的なことは可能

(2)Proはビジネスで動画を使いたい人におすすめ

VimeoのProプランは、ECサイトや小売店などで商品サービスを小規模で行っている法人企業におすすめです。

Proプラン以上のプランについては、チームでアカウントを共有できるので、商品イメージを動画で伝えようと思っている方が、社内の動画作成チームでアカウント共有して動画投稿していく場合などにおすすめです。

また、動画講座などで商材販売を行っている方にもProプランがおすすめです。

Pro以上では、動画をVimeo内で販売できるので、公開設定などセキュリティがしっかりしているVimeo内で動画を販売しようと思っている方におすすめです。

Plusの基本情報
料金月額2,000円
アカウント数3人まで
動画容量20GB
分析できる項目分析ダッシュボード
ソーシャル統計(再生数、いいね数、共有数など)
カスタムレポート
ライブストリーミング含まれていない
共同作業
  • 動画ファイル 転送
  • 3人のチームメンバー
  • レビュー&承認ツール
  • レビュアー数の上限なし
  • プライベート動画 プレゼンテーション
  • バージョン履歴
配信独自のドメインを持つカスタムサイトが作成可能

(3)Businessは動画で商品販売をしたい企業におすすめ

VimeoのBusinessプランは、本格的に動画を通して商品サービスを販売したり、動画自体を販売したい法人企業におすすめです。

Business以上では、プレーヤーのCTA機能を使って商品サービスにダイレクトに視聴者を誘導したり、Emailキャプチャを使って視聴者にEメールの入力を促すことができます。

また、動画視聴に関する分析も、エンゲージメントグラフという機能を使えばどこまで再生されたかや、CTAやメールがどれだけ入力されているかが分析できたり、エンゲージメントグラフを使わなくても、Googleアナリティクスと連携ができるようになるので、そちらを使って分析を行うこともできます。

CTAの設置などは、Vimeoを使っているようなターゲットに向かって商品販売を行っているのであれば、非常にビジネスに貢献するので、本格的に動画を通じて商品サービスを販売する方にはおすすめです。

Plusの基本情報
料金月額5,000円
アカウント数10人まで
動画容量週上限なし
分析できる項目分析ダッシュボード
ソーシャル統計(再生数、いいね数、共有数など)
カスタムレポート
ライブストリーミング含まれていない
共同作業
  • 動画ファイル 転送
  • 3人のチームメンバー
  • レビュー&承認ツール
  • レビュアー数の上限なし
  • プライベート動画 プレゼンテーション
  • バージョン履歴
配信
  • プレーヤーのカスタムカード&CTA機能
  • プレーヤーのメールアドレス収集機能
  • マーケティング ソフトウェア統合機能

(4)PremiumはVimeoで収益を上げたい人におすすめ

VimeoのPremiumプランは、動画マーケティングにリソースを十分に注げる企業や、Vimeo上での収益発生を本格的に行おうと思っている方におすすめです。

プレミアムと言っても、月額料金は7,500円と、ビジネス向けツールとしてはそこまで高額ではないので、Vimeoを活用していきたい場合には、このプランから契約しても問題ないと思います。

プレミアムを使うと、ライブストリーミングによるアンケートなどユーザーコミュニケーションをさらに活発に行うことができたり、サポートが直接コミュニケーションを取って行うことができるので、ノウハウはそこまで無いが動画でビジネスを行いたいのであればおすすめです。

Plusの基本情報
料金月額7,500円
アカウント数10人まで
動画容量週上限なし
分析できる項目分析ダッシュボード
ソーシャル統計(再生数、いいね数、共有数など)
カスタムレポート
ライブストリーミング可能
共同作業
  • 動画ファイル 転送
  • 3人のチームメンバー
  • レビュー&承認ツール
  • レビュアー数の上限なし
  • プライベート動画 プレゼンテーション
  • バージョン履歴
配信
  • プレーヤーのカスタムカード&CTA機能
  • プレーヤーのメールアドレス収集機能
  • マーケティング ソフトウェア統合機能

Vimeoを使ってみる

3.まとめ

この記事では、Vimeoとはどういうサービスか、Vimeoの特徴5つと、Vimeoの料金プランについて説明しました。

Vimeoは無料プラン以外の使用は有料となりますが、YouTubeとは違ったクリエイターの作ったハイクオリティの動画が視聴できたり、また動画を世界中の視聴者に販売することが可能です。

ぜひ、Vimeoを使いこなして動画を楽しく視聴したり、ビジネスに活用するようにしてください!

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